MacBook上のVMware Fusionの不具合

日頃Mac上でVMWare Fusionを使っているのだが、ごく稀にホストOSがハングアップする
問題が発生していたどうしたもんかと思っていたら、act2のサポートでこんな物を見つけた。

2008 年 10 月発売 MacBook シリーズ利用時に発生する症状と対処方法について

これによると.vmxにmks.gl.shaderMainBodyTemplate=3の記述を
追加すればよい、ということらしい。

ところが、この記述を追加しても一向に少々が改善しないので、駄目押しで
ゲスト(XP)のハードウェアアクセラレーターでDirectDraw,Direct3D,
カーソルと拡張描画のアクセラレーションをOFFにしてみた。
一日くらい使っているが、今のところは大丈夫そう。

まぁ、あるとき突然発生するのでまだなんともいえないのだが、
ハングアップの状況(画面にレインボーノイズのような乱れが出て止まる)を見るに、
グラフィックチップ周辺の問題の様子。
この世代のMacBookはどうもこのあたりの動作がシビアらしい。

Macの主な用途は”(・∀・)カコイイTerminal”という役割だけなので
色気づいた機能は全部外す方向でいこうと思う。

いや、はっきり言ってTerminalとRDCがあれば
大抵のマシン相手に生きていけるのよ…
3270とか5250使いたいとか言わなければ。

pidginを入れてみた・・・が

僕は普段からIMを公私ともに使いまくる、自称IMヘビーユーザーなのだが、
日本版のYahooメッセンジャーだけはどうにも使いたくないのでずっと避けていました。
だって、国外のYahoo Messengerにはつながらないし、Windows Liveとの互換もないしで
国外の友人と連絡が取れないのです。
何でこんな事になっているかというとあのハゲが(以下略

というわけで、おとなしくYahooメッセンジャーを入れればよいのですが、
あの訳のわからんPopUpしまくりのうるさいアプリを入れると思うと、
大変気が重くなり毎日のごはんもまずくなるわけです。

で、互換IMのpidginを手持ちのMacに入れてみたのですが、日本語が表示されません(´・ω・`)
もしやと思って
MonoDevelop 2.0 AlphaのMac OS X版で日本語を表示する方法
これを試したらビンゴ。
/opt/local/etc/pango配下で同じ事をやればいい。

結局使い心地の問題でAdiumへ乗り換えたんですけどね(‘A`)

サーバ構築案件

なんかそんな話が来ました(・∀・)
社内でWindowsServerが扱える人が僕くらいしか居ないので、
自動的に出番となりました(‘A`)

なんか、規模がデータセンタークラスな上に、サーバ設置とケーブリングも含んでいる模様。
僕は普通のソフト開発屋なので、環境系の構築は専門外なんだが、OSのインストールが
わからん、ということらしい。物理的な配置云々は専門家が居るのでそっちにお任せ(´ω`)

30台くらい入れるので、自動インストールとか必要じゃね?
ということで、とりあえず覚書
自動インストール(Windows AIK)
ネットワークインストール(PxE Boot)

この辺読んでると、30台のPCにAIK入れたUSBぶっ挿して、
PXEサーバとHUBで繋げたて電源入れてけばいい、という感じなのかな?

とりあえず家で適当に模擬戦をやってみるつもり。

Vistaはじめました

会社側の決算前設備投資企画です:-)
といってもただ移行するだけでは面白くないので64bit環境。
ただでさえ使えないと大好評のVistaですが、x64なんか入れていいのでしょうか。
いや、いいのだ。

WOW64のおかげで大体のアプリは動くので、特に問題にはならなかったのだが、
Eclipse(Europa)のツリービューが勝手に動き神経を逆なでするので困っていたところ、
やっぱり同じことに出くわしていた人がいた。
http://d.hatena.ne.jp/c9katayama/20070508/1178632584

コメントによると、起動時の互換性レベルをいじくればいいとのこと。
パフォーマンスオプション切ってもまだ動いていたから、Vista殺す
とか思っていたが、これで心穏やかに操作できるぜ。

で、肝心のVistaなんだが、さすがにQuadコアのRAM 4GBは快適です。
WOW64で動いているといっても恐ろしいスピードでOpenOfficeとか起動します。
開発環境+AppServer+VirtualPCにWindows2008 Server+Oracle突っ込んでも余裕で動きます。
やっぱり開発環境は打てば響くような潤沢なスペックじゃないとやる気が削られるよね。

実はこれ以外にも設備投資をしていて、主要なものを挙げると
 ・24インチモニタ2基
 ・GigabitEther化
 ・2TBのNAS
 ・MSDNの高いほう契約(Microsoft系仕事もやるので)
こんな感じになっております。一体何に使うんだ。特にNAS。

そして、ますます自宅に引きこもりそうな予感。
しかしWinampが動かない。

Excelを常に個別のプロセスで起動させる

編集中のシートと同じインスタンスで参照用ファイル開いてて、編集中のファイルがあること忘れて
参照用もろとも保存せず終了ってパターンが(´・ω・`)カワイソス
っていうか、何なのこの動作。

題名のような動きをさせたい場合は、ファイル拡張子のの関連付けでDDEを
使用させないようにすることが必要だが、「DDEを使う」のチェックをはずしただけでは、
ディレクトリ階層の深いファイルは、Openに失敗する。パスの長さの制限で。

これを回避するためにはコマンドラインを以下のように変更して、長いパス名を展開させるようにする。

“C:\Program Files\Microsoft Office\OFFICE11\EXCEL.EXE” /e %1

“C:\Program Files\Microsoft Office\OFFICE11\EXCEL.EXE” /e “%1”

しかしまーExcelもレガシーなアーキテクチャを引きずってるもんだね
MDIもいい加減根絶して欲しいな(´・ω・`)

本読めよ(’A`)

「無理なソフト開発」は常態 技術者が生き残る鍵は交渉力

内容はいつものヨードンさんなのでともかく。


引用:
>今回、ソフトウェアテストシンポジウム(JaSST)注)に参加して、
>日本の若いソフト技術者の方々にお会いしました。皆さん、「自分が参加している
>プロジェクトだけがデスマーチだと思っていた」と仰るのですね。デスマーチが
>共通の現象であることをまだ認識していらっしゃらないようです。

これは単にデスマーチを読んでないだけだと思います。


引用:
>2004年に出された第二版(邦訳は2006年)において「デスマーチ・プロジェクトは、
>常態であって、例外ではない」と結論付けていますね。

これも初版の段階でそうあったと思いますし、
訳者の松原氏もそう言っていたような。

日本語変数名

どうもここ一年、某所に出入りしていたら変数名を日本語で付けるのに慣れてしまったので、
多分もう普通の開発は出来ないと思いますケル└(゚∀゚)┘

プレフィックスだけアルファベットで付ければ、そんなにIMEの切り替えしなくても良いし、
何よりタイプミスが減るので、かえってコーディング効率が上がっています。
JavaやC#なら日本語変数名はOKなので、マジオススメです。

ワークフロー

ワークフローを状態として管理すると言う考え方はすいぶんと昔からあった訳ですが、
特に国内においては、一時期のLotus Notesの流行によってワークフローという
言葉が変質してしまったようにおもいます。
Lotus Notesの時代のそれは、単なるフラグ立てゲームで、言い換えるば
認印の世界と大差が無く、例外的な業務は結局人手でフォローするしかないものが主でした。
#10年前、僕はまさにその現場にいて、例外ケースをその場で必死に実装していたりしてました。

最近はS2BuriやWindows Workflow foundationに代表されるステートマシンタイプの
ワークフローやWfMC実装なんかが出てきてはいるものの、
現場の発想自体がフラグ立てゲームのままなので、実装に落としこもうにもなかなか
仕掛けが理解されずに苦しむケースが多いように思います。
ステートの遷移としての差戻しは難しいとか、そういう類の。

僕が関係するワークフローのプロジェクトも多分に漏れず、中の人の理解不足による実装の歪曲に
ずいぶんと悩まされてきました。(とはいえ、これは僕一人の啓蒙活動でどうにかできるレベルではないし、
政治的な問題が絡んでいたりしたのでやむを得ないところはあったのだが。)

先述のフレームワークなんかが現場レベルで普及してくれれば、こんな苦労も少しは軽くなるかしら。
どちらにせよ、僕の中ではワークフローは既に過去のものですし、既に実装の現場にまで
落ちてきているので、これ以上触ることはしなくてもいいと思っています。

あとは現場が改良していくでしょう。

個人的にはこれがかなりいい線行っている気がしています。

今日はちょっとキレます。

文章は丁寧に書きなさい、と言う話。
仕事の仕様書作成ガイドラインにこんなのがありました。

「文末は”である”調。もしくは体言止めとする」

(‘A`)

である調は問題ない。それはいい、でも体言止めってどういうこと?
仕様の説明を名詞で止めるのか?

極端に言えば

 『これは、申請者が承認者に対して送信する申請書である。』

なら体言止め表現はこうかな?

 『これは、申請者から承認者に対して送信する申請書。』

この例だとまだ構文として単純だし、体言止め前の表現を出してしまっているので、
なんとなく意味が通ってしまうかもしれない。
ところが、こういう体言止め表現の文が突然出現したり、もう少し複雑な構造の
文章で使われると、何を言わんとするのかの意味の把握が難しくなります。
「である」か「ではない」か、どちらとも取れますし、
申請者が承認者へ送信する申請書だというのはわかるが、その後に何かあるのか?
と、勘ぐりたくなる文です。

もっと乱暴な人だとこう書くかも。体言止め+動詞の省略。
 『これは、申請者から承認者に対しての申請書。』
ここまでやると多分正確に意図を読み取るのはかなり難しいはずです。
でも、このレベルの文は気をつけていても結構書いてしまいます。自分も。
これくらいの表現で、プログラムの実行条件なんかを箇条書きにされた日には、
どうなるかわかりません。

ともかく、取扱説明書や論文などを書く際には体言止めは使わないのが普通ですが、
これは読み手の恣意的な解釈の混入を避けるためです。
同じことがソフトウェアの仕様書にも言えると思います。
ミスリードを誘発しかねない文章は、仕様書として書くべきではありません。

このガイドラインを書いた人は木下是雄を読んでない(笑)か、作家か、
どこかのどうでもいい技術系サイトのガイドラインを持ってきたか、
そんなところではないでしょうかね。少し考えればわかることでしょうに。

勤め人の頃、体言止めメールを仕事で書く上司と喧嘩しまくってた
記憶がよみがえってきたYO!
#当人は行間を読ませる訓練とか言ってましたが、それはレベルが違います(笑)

参考リンク: 体言止めは投げやりの証拠